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2013.01.06 手酌さしつ
蜀咏悄5_convert_20130106211929
 数の子、つけ揚げ、煮しめとお正月の残り物を肴にまた一杯

    郷の味
      手酌さしつ
        噛みしめん


 故郷でゆっくりできた正月も早や終わり、明日からまた寒風が身をきるなかを仕事である。
 出立するその日、父は裏の菜園から白菜と大根を採ってきて、それを新聞紙で包んでくれた。
 母は台所でにぎり飯を握り、車を運転して帰る私のための昼食の準備に余念がない。
 
 荷物を積み込みエンジンキーを回せば、窓越しには確実に老いてゆく見送りに出てきた二人の姿が並ぶ。
 あと何度、こうして共に年を越せるだろうか・・・
 そんないつかの日のことを考えると、少し寂しくもある

 交通渋滞にもあわず無事に家に帰り着くと、母がにぎり飯とは別に渡してくれた弁当箱をあけてみる。
 そこには正月の残り物や、煮しめなどの田舎料理がぎっしりと詰められていた。
 それを焼酎の肴に、まだまだ正月気分から抜け出せぬのであった。
 
 
 
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