FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2013.09.15 祈りの日
P1140294_convert_20130909222300.jpg
 仏教徒の墓石に混ざり、天然の石を立てただけのが切支丹の墓標
 よくみると表面には釘で引っ掻いたような、粗雑な十字架の陰刻が薄っすらと残る


P1140301_convert_20130909223129.jpg


 山里に
  隠れ潜みし
   祈りの日
  今に伝えん
   苔むすぶとて



 つづら折れの曲りくねった山路を、気がつけば名も知らぬ山里へと迷い込んでしまった。
 引き返そうにも車を反転させるだけの幅などない。
 すると目の前に現れた木切れの小さな案内板には、切支丹墓碑なる文字が色褪せ、今にも消え入りそうに佇む。
 こうした光景をもう何度みただろう・・・
 
 かつて彼らの受けた受難の時代に思いを馳せる。
 しかしそれは私にとって全く実感の伴わぬもので、教科書の数行に書かれた記憶でしか計れない。
 死よりも辛く、酷い責め苦に虐げられ、それでもデウスの教えを頑なに守り、密かに祈り続けねばならなかった哀しみの歴史。
 ねえ、君には、あのオラショの切ない歌声が聞こえるだろうか。

     あ〜この春はなぁ
     桜の花かや 散るじるやなぁ
     また来る春はな 蕾開く花であるぞやなぁ

関連記事
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://miroku0922.blog.fc2.com/tb.php/176-4f69d405
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。