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2014.06.10 七変化


降り飽きぬ 虹も溶け出づ 七変化

 雨が降るたびに色彩を変え、常に目を楽しませてくれる紫陽花。
 咲きはじめの頃は葉緑素の影響で薄黄色だったのが、土壌に含まれる酸性濃度によって色が変わるというのはご存知だろうか。
 つまりph値が高ければ青色に、逆にアルカリ性なら赤色に染まる性質がある。
 まるでリトマス紙みたいに… (但し化学反応の色は逆になる)
 だから古来より“七変化”や“八仙花”の別名も持つ。

 そしてあの鮮やかに咲くのは花びらではなく、萼の部分と言うからまた面白い。
 もし満開の紫陽花を見かけたら「まあ、綺麗なお花ね」と決して言ってはならない。
 「おお、何と立派な萼であることか」と言わねばならないのである。
 このように親しまれている紫陽花であるが、原産地は日本で海外で観賞用として品種改良され種類も多いことでも知られている。

 ところで最初に海外に紹介したのはシーボルトと言われ、日本では“おたくさ”と呼ばれていると紹介してる。
 しかし、どの文献を探してもこのおたくさの名は見当たらない。
 実はこれには訳があり、シーボルトは妾の“お滝”の名前に因み新たに命名した節がある。
 つまり“おたきさん”が“おたくさ”に訛ったものなのだ。
 この公私混同に異議を唱えたのが日本が誇る植物学者の牧野富太郎である。
 ところがどうしたことか負けじと、新種の笹に“スエコザサ”と妻の名前を付けたからまたまた面白い。
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