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2012.07.21 イロイロ焼酎
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「“敬天愛人”さつま無双 紫」だ 
長崎県大村市内の居酒屋で発見。ここの女将さんは同郷の鹿児島出身で、しかも隣の高校に通っていたのだ。

 ついに出ました“紫”パチパチパチ
 いまや“黒”は当たり前となってしまったのが焼酎の銘柄で、その後も“赤”やら“黄”など色々なイロが登場し華やいでいる。別に焼酎そのものに色がついている訳ではなが、発酵させる麹の種類で味が微妙に変化するのだ。ところで白麹は一般的なものであえて“白”とは言わず、「霧島」ならこれに黒麹を用いた“黒霧”や、赤麹の“赤霧”があり親しまれている。しかし“赤霧”はなかなか品薄で、口にする機会もすくない。それを初めて頂いたのは、確か中洲にある馴染の小料理屋だったように記憶している。その味わいは芳醇で芋独特な香りが口のなかいっぱいに広がる。それから癖になり行く度に五合瓶で注文したものだが、逆に香りが豊かになると料理本来の味を殺してしまいがちになる。そのせいもあってか飽きると、結局いつものイロのつかないものへと回帰してしまった。ちなみに“赤霧”がどういう味であるかは、或る友人が焼き芋を呑んでいるみたいだと言ったことがあった。なるほどと思える、妙を得た分かりやすい表現である。
 
そして昨晩は遂に“紫”を知ることになった。うーむ。。。ここにきて紫が出てくるとは、まさに想定外の展開である。その味は「赤霧」みたいな、焼き芋風味である。高貴な紫色のラベルに、輝かしい金ぴか文字で「さつま無双」と銘柄が楷書で書かれている。その左脇に小さく“紫”の文字も並ぶ。上の方にも“丸に十の字”の薩摩藩の定紋が堂々と中央にあり、左右には「敬天愛人」の文字も映える。この四文字こそは、西郷隆盛が障害座右の銘として好んだもので、正当さつま焼酎の心意気がひしひしと伝わってくる。
 
 蛇足ながら長崎には「壱岐ゴールド」なる麦焼酎があり、これは爽やかな風味で和食によく合う。これこそは名前の通りで、焼酎そのものが黄金の輝きを放っているのだが・・・。
 さてさて、次はどんなイロが登場するやら、よほどのイロでなければもう驚かされはしないぞと、ひとり心に誓う夜なのであった。

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お通しの“エイの煮付け”
 ヒレのところがゼラチン質で、頬張れば軟骨ごとポリポリ


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有明海沿岸の郷土料理“がねみそ”
九州では蟹のことは“がね”と呼ぶ。殻ごと潰し、塩で煮詰めた珍味。しょっぱかった


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“鹿肉のたたき”と“砂ズリの刺し”
何故か鹿肉はエゾジカだった???
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